2022年08月17日

ライブキッチン 2022 年秋

9月10日は、福岡水族館喫茶室で7月に初共演したsaxの庄司さんと、二度目のDuo. とても刺激的なセッションだったので、次回も楽しみです。
9月16日(金) 阿佐ヶ谷ビオロンで、中尾勘ニさんとライブキッチン。
今回は、以前活動していたユニット’’イクナ’’のメンバー、役者の美香さん、映像の三梨さんをゲストに迎え、イクナ再公演に向けてここ一年間メールのやりとりをしながら浮かんできたテーマを基に、音楽、映像、パフォーマンスで表現します。
8月17日(土) ブンチンさん企画による吉祥寺曼荼羅でのライブ。今回は、2ステージ目、ブンチンさんとヨシノさんのユニットにゲストとして、3ステージ目は飛行船ユニットで演奏します。
8月23日(金) ドラムの武井さんからのお誘いで、再び福岡水族館喫茶室でセッション。

今年は10月から、3年ぶりにヨーロッパツァーも再開します。
2019年以来、休載している旅日記も少しずつ再開する予定です。

投稿者 yokomiura : 14:23

2022年08月01日

ここから出発

2020年以降、パンデミックは私たちを奇妙な世界に投げ込み、生活環境の変化を余儀なくさせました。
昨年、個人的に長年住んでいた東京から福岡に引っ越し、新生活をスタートさせ、ようやく自分のペースをつかめたようです。
戦争やテロなど、先が見えない世界情勢ですが、一つ一つ仕事をこなしていきます。
秋には3年ぶりのヨーロッパツアーを再開します。
どこかでお会いできる機会があれば嬉しいです。

投稿者 yokomiura : 20:23

2022年07月28日

7月博多祇園山笠

7月はハードスケジュールがたたって、ちょっとダウンしています。
でも、追い山は無理して見た甲斐ありました。
16日偶然ライブハウスで知り合った若いベーシストが、山の舁き手( 博多山笠独特の呼び方で担ぎ手のこと)で、今回も15日追い山に参加したというので、いろいろ話を聞くことができ、とても興味深かった!!
今回苦労したのは、コロナで舁き手予定だった人が次々に抜けていき、交代要員が少ない状況で、5キロ走ったこと。
およそ1トン、高さ3メートルの山を担いで、街を走り抜ける•••起点の櫛田神社を、3,2,1,というスターターの声に続き、’’ヤー!オイサ、オイサ、オイサ•••’’と掛け声をかけて走る人々の真摯な姿は、ある意味、神聖なものを感じ感動しました。
800年ほど前から、元来疫病退散の願いを込めてはじめられたという山笠、今まで中止したのは、70年前の大戦中と、2020年からのコロナ、の2回のみだそう!
今回3年ぶりに行われる山笠、まだ多少コロナも燻っていたけど、’’やるばい!!’’と、気力でなんとかやり切ったみたい。
とにかく、コンサートも山笠も無事終わり、8月はしばらく夏休み•••リラックスします^_^

投稿者 yokomiura : 13:26

2022年07月22日

香椎浜だより7月2022

7月20日に行ったヨガ講座の会場でもらったゴーヤで、ゴーヤチャンプルーを作りました。庭で栽培したものということで、味が新鮮、というか苦味も強いですが、暑い夏を乗りきるのに力をもらえそう•••!!
7月は東京に行き、11日阿佐ヶ谷ビオロン、12日大久保ひかりのうま、福岡に戻り、16日箱崎水族館喫茶室でライブを行いましたが、各会場たくさんのお客さんに来ていただき、どれも充実した手応えのあるLiveだったと思っています。
10月から3年ぶりにヨーロッパにも出かけ、ツァー、レコーディングをおこなってきます。
2020年以来、コロナ、戦争、テロ•••と厳しい状況続いていますが、気力を絶やさず、一つ一つやるべきことを丁寧に楽しみながらやっていきたいと思っています。

投稿者 yokomiura : 13:18

2022年06月28日

ライブキッチン7月2022年 山のぼせ

福岡に移住し新しい生活を始めて、ちょうど1年経ちました。
3ヶ月ごとに東京へ出かけて行ってライブというスタイルも、だいぶ馴染んできました。
6月から近くの公民館で、主人と二人でヨガを教え始め、福岡にも徐々に馴染んできました。
こちらに来て気が付いたのですが、博多は海に面していて開放的な環境の中、人々の明るい気質でお祭りが多いのだろうと考えていたのですが、街の至る所に、神社、鳥居があり、元寇の防塁などの後を見るにつけ、祭りも、平和を祈る儀式のようなものが底に息づいているのを感じ、いろいろな歴史を読むうち、すっかり’’山のぼせ’’-祭り好きになってしまい、7月1-15に行われる博多祇園山笠が待ち遠しくなりました。
特に、15日の最終日に行われる追い山は、ライブさながらな迫力があるというので、明け方から見に行こうと、今から楽しみです。
7月は11,12日東京で、16日福岡でライブもあり、暑い夏になりそう•••
夏バテしないようにがんばります^_^

投稿者 yokomiura : 23:33

2022年05月30日

Note

https://note.com/uminotorii/n/n1d79972d242a

先日、1978年から続いている海外旅日記、2019年の分描き終えました。
このツァーでの成果は、これから先の貴重な出発点になるはずだったのですが•••例のパンデミックで、世界中凍りついて、一時中断しています。
人間は死んだらどうなるの?という疑問を胸に、インドに旅立ってから40年あまり、これまでの旅を通じ、体験したいろいろなことを思い起こすことにより、より鮮明に本質、自分が何を大切に生きてきたかを知ることができ、これから先新しい時間を紡いでいくうえでいい機会になりました。ここから出発。また、ヨーロッパツァー再開したら、旅日記も少しずつ始めます。

Noteというサイトで、uminotorii という名前で書いています。
ご興味のある方、よかったらご覧ください。

https://note.com/uminotorii/

投稿者 yokomiura : 09:48

2022年03月06日

March 2022 live Kichen

3月5日、福岡の水族館喫茶室では、主人によるヨガレッスンの後、去年亡くなったフィンランドの音楽家Teppoのメモリアルコンサートで流してもらうvideo message のための収録を行いました。
その後18日、19日の東京ライブに向け準備を始めたとき、町田into the blueのマスターから以下のような内容のメールをいただきました。
脊柱管狭窄症と診断されて、入院、手術を受けるため、3月19日から4月3日まで自宅療養するように言われ、19日のライブはキャンセルさせてほしいとの内容でした。
幸い、メンバーの内田さんが、大久保ひかりのうまをおさえてくれ、17:00から演奏します。
みなさんのご来場お待ちしています。
配信ライブも行いますので、もし会場に来れない方も是非ご覧ください!!


 
 

投稿者 yokomiura : 16:31

2022年02月07日

ライブキッチン2022年2月

旅日記をつけ初めて半年になりますが、10年前2012年は、外国ではなく病院のベッドの上で、新しい世界を体験し、自分の音楽に大きな影響を与えた出来事だったので、こちらのブログにも載せました。
その他、海外での体験は、Noteの以下のリンクにありますかで、お時間のある時、ご覧ください。
https://note.com/uminotorii/n/n1d79972d242a https://note.com/uminotorii/n/n1d79972d242a


>2012年春は、私は思いもかけない事態に放り込まれた。
毎年ヨーロッパから戻ると、日本でのライブ活動の準備、演奏をし、それに加えて、去年ロンドンのコンサートで対バンになったオーストリアのバイオリニストMが5月日本に来たいと言うので、いくつかのライブを企画したりで、忙しく動いていたのだが、3月13日の朝、リハをやるために、
代々木のライブハウスの階段を降りようとした時、全ての記憶がなくなった。
気がつくと、病院のベットで、家族や友達が、顔を覗き込んでいる。??
なんだか変な雰囲気。’’私、家に帰りたいんだけど•••’’と言うと、主人が悲しそうに首をふる。
???と思っているうち、意識が朧げになり、気がつくと、空を見上げながら、体がゆっくりと風に乗るように宙を飛んでいる。その光景は、意識が遠のくと消え、よみがえるとまた見え、不思議と心地よかった。あっ、ソテツの木!!福岡で子供の頃住んでいた家で見ていた情景だ。と思う間も無く、また眠くなる•••の繰り返し。
後で聞いた主人の話では、一週間、集中治療室にいたそうだが、その間の記憶は、空を飛んでいたということしか覚えていない。
一週間後、普通病棟に移ることになり、エレベーターで運ばれ、担架からベッドに下ろされた時、ドスンと体の重力を感じ、意識が戻った。

後で、私を発見した友人の話によると、階段の下で、鼻血を出し、気を失っていたらしい。
意識を取り戻し、起きあがろうとしたらしいが、友人の賢明な判断で、頭動かさないで!とそのままの状態で、救急車を呼び、運ばれたらしい。
会社でお昼休みから帰ってきた主人は、すぐ病院に来てくださいという連絡を受け、駆けつけたらしいが、最初は、折れた手首が痛い、痛いという程度で、軽い脳挫傷かなと思っていた医者が、急に様子が変化したので、CTを取ると、外傷性クモ膜下出血を起こしていることがわかり、今すぐ手術しないと助からない!と判断し、急遽手術をすることになったらしい。

集中治療室から一般病棟に移されてからも、私は自分の身に起こったことをよく認識しないまま、ベッドにかかっている札、脳外科•••というのを見て、あれっこの札、前の人のものかな?(本当は自分が、脳の手術受けたのに!)
それから数日間は、幻覚や悪夢を見たりしたが、少しずつ回復。しかし、ベッドに1ヶ月間寝ていると、歩き方忘れたのかと思うほどヨロヨロする。視神経もおかしくなっていて、同じものがいくつも重なって見えたり、簡単な漢字が書けなくなったりした。それでも、5月に企画していたMのコンサートは、骨折していた片手をかばいながらピアノを弾き、なんとかやれた。
その後、全機能が元通りに回復するまで、いろいろな症状が出てきて苦労したが、懸念された後遺症もなく、一年くらい経ち、ようやく全快。
まわりで見守り、助けてくれた人々のあたたかさが心に染み入った。

そういえば、病院で、あと数日で退院できるほど体力が回復してきた夜、主人が置いて行ってくれたCDを聴く余裕ができ、イヤホーンで一枚一枚聞き流していて、ふとあるCDを流した時、涙がふき出てきたのを思い出す。
主人は、いろいろなジャンルのCDを持ってきてくれていたが、こんなに心動かされたものは他になかった。それは、Jazzのピアノソロのシンプルなメロディーだったが、なぜか体が震えるほど感動し涙が止まらなかった。

投稿者 yokomiura : 17:20

2021年12月15日

12月17,18日 ライブキッチン

12月11日福岡水族館喫茶室で、ヨガと即興、6回目行いました。
今回は、体をほぐすポーズ、呼吸による瞑想を行なった後、先月亡くなった友人、フィンランドのTeppoという作曲家から、以前コンサートの時使っていいよ、と言って渡された音楽とのコラボレーションをトリビュートとして、また続いて、私の新曲afterglowを弾きました。

最近Noteに書いている旅日記の留学編(2008-2010)もようやく終わり、なぜ留学を思い立ったのか、簡単に理由を書いてみました。よかったらお読みください。

https://note.com/uminotorii/n/na30d6cfabf06

あれから10年経ち、今年から新たに福岡に拠点を持ち、ヨーロッパ、東京、3ヶ所で演奏活動を展開していくことになりました。これからもよろしくお願いします!!
17日、18日は東京で演奏します。
詳細はHP http://yokomiura.main.jp/
みなさんにお目にかかるのを楽しみにしています!


投稿者 yokomiura : 12:06

2021年11月29日

ライブキッチン12月2021

今月は、東京では12月17日阿佐ヶ谷ビオロンで、中尾勘ニさんとのデュオ。
前半、ゲストの荒井満耶さんによる映像 (シベリウスの作品に映像をつけてもらったもの),とのコラボに続き、即興演奏を行います。18日は、吉祥寺のスタジオから 内田典文さん、衣笠未知さんとのトリオのライブ配信を行います。組曲形式で、即興。時間は午後2:00から40分ほどですが、しばらくYouTubeに残しておきますので、後からでもご覧になれます。

福岡では、12月11日ヨガと即興、まず、演奏者だけでなく、聞く人の心身をほぐすことから始めようというコンセプトで始めた企画、今回で6回目になりますが、少しずつイメージがまとまってきた感触です。これからが楽しみ。

今月は、7月から開かれているオーストリアのPhonoECHOESというフェスティバルのコンクールの審査員を頼まれ、最初は30作品、今月はファイナルの5作品を聴きましたが、それぞれの作品は、斬新で個性的な切り口で、審査するのを忘れて、触発され楽しみました。最終的に、私なりの感覚で評価した結果を、26日夜19:00 (日本時間では27日朝3:00)にZoomMeetingで、主催者に提出し、それぞれの審査員の意見を統合して順位を決めたようです。
個人的には、作品を審査して評価するのは、自分にはふさわしくない仕事ではないかと思っていますが、多くの作品に触れ、その内容を吟味する時間が持てたことは、とてもいい体験になったと思っています。

東京、福岡、ヨーロッパでの活動、それぞれ違ったラインですが、いつかそれらがひとつになり、何かが生まれるといいなーと考えたりしています。


投稿者 yokomiura : 23:27