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2005年03月11日

ミステリー・星の本

ミステリー熱衰えず。「緋色の記憶」についで、同じ作者、Thomas.H.Cookの「Breakhearrt Hill」を読んでいる。今まで読んだ2冊同様、ストーリーの流れが かなりゆったりとしたものもので、最初のうちはちょっとまだるっこしい感じなのだが、読み進んでいくうちに惹きこまれていく。
回顧する語り口で 時間という距離感を経て表面的な現象が洗い流され、事件の背景にあった人間の心のアヤ、本質的な要因が浮き彫りにされる。

一気に読むのがもったいない気がして 星の見つけ方、星座の話、星空の写真などが載っている星の本を並行して読み始める。ふとベランダに出て空を眺めてみると、けっこうたくさんの星が見えた。
子供の頃、直径が太陽の1000倍というベテルギウスという星の存在を本で知り、自分の想像力の枠を大きく超えた宇宙の大きさに興奮して眠れなくなったことを思い出す。
心の中の空間が大きく広がっていくのを感じた。 

投稿者 yokomiura : 2005年03月11日 00:17

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