«  ハンバーグ  | メイン | 散歩 »

2005年10月20日

サオヤの月

朋子さんと 下北沢のシネマアートンで上映されている「サオヤの月」という映画を見に行った。
監督自身と 別れた奥さんとの対話を中心に、サオヤで生計を支える日常生活、子供たちや親兄弟との時間などが描かれている。時には 声を荒らげてやりとりしたりしながらも、だんだんとお互いの考え方が浮き彫りにされ、一緒にいるときには見えなかった部分を理解しあうようになったり、それでも埋められない距離を再認識することになったり・・・
正直であろうとすると どんどん曖昧になっていく存在感の中で、手のぬくもりや 笑顔はそれでもずっと記憶に刻み込まれるものなのだろうと、思った。
冷静だが あたたかい視点を感じ、見終わったあとは なにかすがすがしい気分だった。
それは、Jazzを初めて聴いたときに感じた感覚に似ていると思った。

投稿者 yokomiura : 2005年10月20日 12:58

コメント

陽子さん、感想有難う。製作者達も中々公開の手ごたえあったみたいですよ。とにかくあの奥さんがいいですよね。
また映画見に行きましょう。

そして昨日のDUO、何か良いものを見せてもらったという感じ。賃貸人格さん、陽子さんと互角に即興してましたね。
恐るべし、金子嬢。
徹底的に、遠慮なく、自由な即興で二人が向かい合うのを続けていけたら、さらに面白くなっていきそう。

そんな感じを受けました。

投稿者 トモコフスキー : 2005年10月28日 23:24

トモコフスキーさん

コメントありがとうございます!!
賃貸人格と二人でやったのは初めてで、私自身、なんとも不思議な感触で楽しかったのですが、その場にいらした人の感想をきけ、とても参考になりました。
金子さんとのデュオ、これからも時々やりたいと思っています。お楽しみに!! 

投稿者 yoko : 2005年11月03日 01:23