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2007年09月22日

・・・!!

きのうは 阿佐ヶ谷ヴィオロンでライブ。TOMOさんのHurdy Gurdy, CelticHarpとウイリアムさんのVoiceとの共演。
初めての顔合わせのときはいつも、知らない土地を訪れたときに味わう感覚と似たものを感じる。
今回も、少しずつアンテナをのばしながら、探検・・・という感じで、だんだんと雰囲気がつかめていく過程で、いろいろなものに出会い、とても新鮮だった。
27日、公園通りクラシックスでの 書家、大門 翠鵬さんとのコラボレーションも楽しみだ。

今月末には いよいよSecond CDが完成する。
ピアノソロによるオリジナル曲7曲、Matt Wilson とのDuoのよる即興とオリジナル、全9曲という構成。
角田葉香さんのカバージャケットは、自分の中でイメージしていた世界がそのまま絵に映し出されている感じで、何回眺めても、幸せな気分になる。
大好きな人たちにプレゼントしたい、そんなアルバムが出来上がった。

投稿者 yokomiura : 21:05

2007年09月16日

温泉・トンボ・理想の幻日

虫の音が だいぶカラフルになってきた。いよいよ秋・・・
近くに温泉があるという話を聞いていたので、ブラリと出かけてみる。
露天風呂に入り、空をを眺めていたら トンボが頭の上を旋回している。
見ていたら、時々、低空飛行で、温泉の湯に着水!
トンボも温泉が好きなのかもしれない?

昨日は アテネ・フランセ文化センターに行き、「湾外沿い」「理想の幻日」を見る。
同じ場面に身を置いていても、それぞれが見る「景色」は その人独自のものだ。
ドキュメンタリーについて なんの予備知識もなかった私だが、
淡々と積み上げられた客観的事実を眺めているうちに 
気がついたら、作った人の心象風景が熱く伝わってくるような感じが、心地よかった。
特に荒井さんが撮った「理想の幻日」は 賃貸人格との3年間のかかわりの中で 
荒井さんの心に焼き付けられた瞬間をつなぎ合わせたもので、
見ているときは、各シーンの言葉や絵や音に惹きつけられ、その転換を楽しんでいたのだが、
終わったあとは、余韻が エレジーのような味わいのひとつの詩として、心の中に蘇り、
くり返し鳴っていた。
画面の向こうに流れるエネルギーに、ゆりうごかされるものを感じた。

投稿者 yokomiura : 23:24

2007年09月07日

台風

昼食をすませ、ソファーでミステリーを読んでいて、ふと目を上げると、きのう部屋に迷い込んできた虫が
レースのカーテンにとまって、こちらを(見て)いる。そうそう、昨日の夜、焦って飛び回ってたヤツね・・・
台風の中に放り出すのは なんとなく可愛そうな気がして一泊させてやってたんだ。すっかり忘れていた!逃げるかな、と思い、そっとつまんだら おとなしくしているので、ベランダに放してやった。もしかしたら、「外に出してよ」と私に合図していたのかもしれない。

昨日はぺんぎんハウスで ドラムの長沢哲さんとのデュオ。
台風で お客さんは ほとんど来ないだろうと思っていたら、いつもより多かった・・・(ありがたい)
長沢さんとのデュオは作曲をするような感覚で、ふたりで空間をつくっていく。
きのうは 時間が経つのを忘れるほど、楽しく演奏できた。
帰りは、駅から家までの間に、突風で大きな傘の骨が折れ、洋服は シャワーを浴びたように
ずぶ濡れになる。
台風とライブが鉢合わせするのは、今年2回目。
できれば、台風はもう勘弁してほしい。 が お客さんは いつもより入ったし・・・
迷うところだ・・・・

投稿者 yokomiura : 17:28

2007年09月02日

9月

ドラムの長沢さんと 6日(木)にやるデュオのリハーサルをする。
新しいやりかたで演奏するようになって、今度で3回目のライブだ。
瞬間瞬間での集中力が決め手なので、クタクタに疲れるが、
試行錯誤ながら、なにかが形作られていっているような手ごたえが感じられ、ワクワクする。

21(金)ヴィオロンライブは、ハーディーガーディーのTOMOさん voiceのウイリアムさん
とのトリオ。初めての共演だが、TOMOさん、ウイリアムさんの演奏から共通して感じる、
大陸的なスケールの大きさに出会えるのが、今から楽しみだ。

先週は 9月27日(木)に行うコンサートの打ち合わせのため、
書道家の大門 翠鵬さん、映像の荒井さんと会場のクラシックスに行った。
私は画家の牧野伊三夫さんと数年来にわたり コラボレーションを続けているが、
今回のように グループで、おまけに、床に書かれた絵と ライブ映像を見ながら
コラボレーションするのは初めての試みだ。
大門さんのアイデアで、今回は、会場の中央に大きく紙を広げ、客席を会場全体に
点在させ、演奏中も お客さんが自由に歩き回って絵をながめたりできるようにした。
もうひとつのグループ、ミランダも今回は、長尾さんが lap-top2台使って、映像と
音の場をつくる。
風のように動きのある空間がつくれたらと思う。

投稿者 yokomiura : 23:06