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2017年02月08日

Hannu Hellsten [映像]とのCollaboration 5

前日、ライブの後、部屋に戻るとき(夜中2時過ぎ)、ホテルのコック長が 明日は何時頃食事をするかと聞くので、朝はたぶん起きれないからモーニングは間に合わないし、ランチにはまだ早いから、コーヒーとパンかなんかでいいよというと、「えー?!コーヒーとパン.....!!それじゃ料理じゃないじゃないか!僕は、料理人だよ」。彼は11時に来てというので、レストランに行くと、テーブルの上に、たくさんの皿にもられた料理が!!どれも 新鮮は地元の野菜やチーズ、ソーセージを使った料理。中でも、タルタルステーキのタタキは、今まで食べたことのないほど美味しかったです。
予期せず、こんな迫力ある料理に出会えるなんて、素晴らしいと思いました。
12時頃、車で、今日のコンサートのある会場目指して出発。カーナビに従って、道をたどること2時間ほどすると、街にたどり着きました。
しかし、この日のコンサートは「見えないショー」といって、決まった会場を持たず、そのパフオーマンスにあった会場をそのつど見つけ、ショーを作っていくというのがコンセプトらしく、事前になんの情報もなし。数週間前になって、メールで、会場がなかなか決まらず、体調も悪くなったし、今回は無理みたいというメッセージをもらったりして、キャンセルかとあきらめかけていたところ、その後、なんとかなりそうだと言うメールをもらい、とりあえず来てみたのです。どういう場所で、どういうコンサートになるのか.....
言われた住所にたどり着いてみると、広い敷地のある工場か、会社のような建物。携帯で電話をして、想像したより若く、かっこいいオーガナイザーとはじめて対面しました。彼の後について、ビルの階段をおりて、突き当たりの部屋にはいると、そこは大きなスタジオで、グランドピアノと客席の間に ヴェールのような半透明の大きな布が天井からいちめんに張られています。ピアノは、なんとベーゼンドルフアー!! ここはダンススタジオということで、奥の壁はいちめん鏡。オーガナイザーが言うには、今日の予約は100人で、一度に入りきれないから、入れ替え制で、2回ショーをやってくれないかということ。もちろんOKと答えましたが、想像を超えた展開に、内心ただ驚くばかり。コンサートは大成功でした。ピアノの前のヴェールに映像が映し出され、後ろの鏡に照り返し、幻想的な空間が作れたのではないかと思います、

投稿者 yokomiura : 2017年02月08日 19:28