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2019年06月01日

ライブキッチン2019年6月

5月行なった2つのライブは、それぞれ、いままでやったことのない要素をいれたもので、始まる前は、かなり緊張したのですが、終わってみると、両方とも成功し、イメージがうまく表現でき、新しいアプローチが開けた充足感で、幸せな気分でした。
ヴィオロンでのコンサートは、最初にarrowさんの俳句、続いて、Ravelのボレロを、1時間のステージで行ないました。
arrowさんの俳句の朗読につづいて、内田さんのウッドベース、黒田さんの足につけた鈴、カンの打楽器、ピアノの手作り感たっぷりの”Bolero" を 一時間ステージで 行ないましたが、一つのリズムパターンが10分以上続き、メロディーもかわらないこの作品、エナジーを増加させながら、なんとかゴールまでたどり着いたときは、「ばんざーい!!」と叫びたかったです。
以前から、いちど全体を演奏したかったので、スコアを見ながら、私たちのボレロを、どういう風に構成しようか、頭を悩ませましたが、うまくいってよかったです。

ペンギンハウスでの、荒井さんの映像に、クラリネットの衣笠さん、立岩さん、SACHI-Aさんの2ドラムで臨んだコラボレーションは、全体の構成を、原始的な絵で示し、どうなるか始まってみないと想像できないという、実験的なものでしたが (リハはもちろんなしで)、演奏を終えて、絵でイメージした流れで、表現したいことが成功していることがわかり、これからさらに展開、発展して行ける手応えを感じました。
今まで苦手だと思っていたアレンジに自信が持てるようになった2つのコンサートでした。

6月は 21日は、中尾勘二さんとヴィオロンで、26日は内田典文さんと、ペンギンハウスで、それぞれDUOをやります。
中尾さんとは、完全即興をやるセットと、新しくつかんだ方法で、曲を演奏。
内田典文さんとは、一曲のスタンダード曲をテーマに、新しいやりかたで、即興演奏をやります。

投稿者 yokomiura : 2019年06月01日 19:35