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2018年03月17日

Live Kitchen 2018年4月

3月1日は、ペンギンハウスで、内田の典文さんとのDuo.エリックドルフィーのMiss Annををピアノ、トイピアノと三味線、ベースで演奏しました。対バンで演奏するジャズミュージシャンの田村夏樹さんが会場にいらっしゃったので、ちょっと緊張しましたが、結局自分たちのMiss Annが演奏できたのではないかと思います。
3月16日は、ヴィオロンで、ギターのCamilleとのDUO
1部は、枕草子の冬、春編のエッセイを日本語と、フランス語で、演奏の合間に差し挟みながら即興演奏。
2部は、camilleが、去年生まれた自分の息子のためにつくった子守歌と、フランスのピアニスト、Michel Petruccianiのこもりうた,ふたつのLulabyを演奏しました。会場には、今月で4ヶ月になる赤ちゃんも来てくれて、気持ち良さそうに聴いてくれました。

4月6日は、ヴィオロンで、イタリアから来るsaxのGianni MimmoとのDuo, 24日はペンギンハウスで、ドラムの立岩潤三さん、clarinet,saxの衣笠未知さんのTrioで、両日ともオリジナル曲、jazzをベースにした即興演奏を行います。最近、即興演奏に対する自分の表現方法が、よりクリアになってきているので、いい音楽をお聴かせできるのではないかと思っています。

外国で演奏していると、共演した人々から「日本で一緒にツァーをやりたいんだけど」と持ちかけられることが、時々ありましたが、その都度 「私は小さなコンサート1つならつくれるけど、ツァーを企画してくれるような人たちとコネクションはまったくないので、無理」と説明してきました。
ただ、最近、いろいろなオーガナイザーが、独自のルートで彼らと接触し、ツァーを企画されているので、日本に行ってみたいという彼らの希望がかなえられて、よかったなーと思っています。
4月に共演するGianniも、2015年に二人で演奏したDuoアルバム”Departure"が、2016年にリリースされると、各地でいい反響があり、雑誌やラジオで紹介されたので、「この勢いで日本ツァーやれるんじゃない?」と私に聞きましたが、「いや、それでも難しいと思うよ。いくつか会場のメールアドレス、住所教えるから、もしよかったら直接交渉してみたら?」と答えましたが、結局ツァーは実現しませんでした。
去年の10月、ピアニストの藤井卿子さんが、別のルートで、イタリアのエージェントを通して、アメリカのベーシスト, Joe Fondaとミラノに行き、Gianniとトリオでスタジオ録音、今年5月にCDリリースという流れで、今回、ついに彼の来日が実現しました。
私は、4月6日ヴィオロンでDuoコンサートをやらせてもらいますが、藤井さんは、5日渋谷のメアリージェーン(田村夏樹Duo),7日稲毛Candy (藤井、田村Trio), 9日南青山Zimagine(藤井、田村、井谷Quintet)でコンサートをなさるそうです。
とても楽しみです!!

投稿者 yokomiura : 08:55