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2020年02月22日

ライブキッチン 2020年 3月 *

今年に入り、グループの形態、曲へのアプローチなどに手を加えることで、新しい可能性が開けたらと、少しずつ試していますが、各ライブを終えて、その成果の手応えを感じています。
2月13日は、ペンギンハウスで今までクインテットやトリオで共演することが多かったギターの斉藤良一さんと演奏を行ないましたが、DUOならではの向き合い方で、新しい空間が生まれ、とても新鮮でした。
2月21日は、ヴィオロンで、フランス人のギタリストのCamilleとのヂュオと、映像の荒井さんとのコラボレーションを行ないました。1部は、荒井さんの映像、2部は、ヨーロッパで知り合ったかたが送ってくれた英語で書かれた”俳句”を基に、即興演奏を行ないました。今回は、正面の壁でなく、ピアノの上の壁をスクリーンにして、投影しました。天井を見ながらピアノを弾くのは初めての経験で、首が疲れたなと下を向いたら、ピアノのフタに映像が映ってることに気がつきました。
3月は、6日ペンギンハウスでbassの内田典文さんと、20日ヴィオロンで、trombone, sax,clarinetの中尾勘二さんと、それぞれDUOを行ないます。1、2月同様、新しいアプローチで、臨んでみたいと思っています。
楽しみです!!!

先日、All About Jazzという雑誌に載った私のCDへのreviewから、私の即興演奏に対する考え方が紹介されています。

She has said of her playing with others, "It's like we're traveling on parallel paths to a destination. We communicate with each other by feeling and instinct. Personally, I take in sounds not as musical notes or chords, just as energy or vibration. I put several tones into our musical field and watch the chemical reaction. It'd be a kind of adventure."

記事全体はこちらをご覧ください。
https://www.allaboutjazz.com/two-trio-recordings-with-yoko-miura#.Xk93pAjnq80.email

投稿者 yokomiura : 16:04

2020年02月01日

Live キッチン 2月2020

新型コロナウイルスが広まり、マスクが手に入らなくなったと母にはなしたところ、昔は布で手作りしていたという話しを聞き、つくってみようかと思っています。
ショウガをすり下ろしたものとハチミツを少量のお湯に溶かして飲むと、体が温まりますよ!

1月は、17日ヴィオロンで、黒田オサムさんとのコラボレーションだったのですが、もう一人、ドラムのサチエ(今回はパーカッション)に参加していただいて、トリオでやりました。
サチエさんとは、今まで他のバンドでは一緒に演奏していましたが、この組み合わせで共演するのは初めて。
いつになく緊張したのですが、とても新鮮で楽しかったです。

27日は、ペンギンハウスで、クラリネット、サックスの衣笠さんと、ドラムの立岩さんとのトリオ。
アレンジに手を加えてみたのですが、予想どおり、曲から新しい面を取り出せました。
これからも、少しずつ曲の新しい面を追求して行こうと思います。

2月13日は、ペンギンハウスでギターの斉藤良一さんと、久々のDUO.
Duoならではの集中力で、新たな空間をつくり出すことができるか、今から楽しみです。

2月21日は ヴィオロンで、フランスのギタリスト、CamilleとのDUO。1部では、荒井滿耶さんの映像を流し、演奏します。今回は、物語の流れに関係なく、映像にダイレクトに反応し即興するやりかたで行なうので、どんな映像を準備していただくのか、私も当日まで知らない状態で、のぞもうと思っています。

また先日お知らせしたように、去年の12月30日亡くなったペンギンハウスの前マスター、arrouwさんとのお別れの会が、2月11日ペンギンハウスで催されます。
去年、コラボレーションで、俳句の朗読と即興演奏を行なった録音をとても喜んでいらしたのが、偲ばれます。
ご冥福をお祈りします。

投稿者 yokomiura : 19:03