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2020年09月30日

Live Kitchen 10月 2020

やっと秋らしい涼しさがやってきました。
今年は、年が明けてまもなく、武漢コロナウイルスのせいで、冬、春、夏とほとんどを家で過ごし、気がついたら10月。
今現在も、街に出るときはマスク、店では手を消毒、ソーシャルディスタンスというのでしょうか、スーパーでも、人々が間合いをとって並んでいる様子は、まるでどこか遠くの星、または異次元に迷い込んだような感じです。が、まぎれもない今の世界の現実なんですね。
気を取り直して、ひとつずつ、自分のできることに取り組んで行こうと、まず身の回りのものを整理しています。
最近、去年ヨーロッパツアーで演奏した時の録音を編集して、CDづくりに取り組んでいます。
何で まだツアーをする目処もたっていないこの時期に?と思われるかもしれませんが、それだからなおさら、去年までに作り上げた音楽の成果を検証し、これから先新しい時間をつくっていくための出発点にしようと思っています。ヨーロッパはことさら、感染状況が厳しく、この試みもなんどか頓挫しましたが、ようやくジャケット作りまで進んできました。完成したら、お知らせします!!

9月は内田典文さんとDUOを行ないました。
ペンギンハウスでの演奏とかなり雰囲気がちがい、アコースティックな静かな演奏が、とても新鮮でした。
10月は、SACHI-Aさんとの初めてのDUO. 普段ペンギンハウスでは、ドラムセットですが、ヴィオロンでは、パーカッションでのDUOという初めての試みです。
今回は、アンデルセンの絵のない絵本4夜の物語をベースに、イメージの流れをつくり、演奏しますが、曲を選曲するのに今までで一番苦労しました。
やめて他の物語にしようかと考えたこともあったのですが、幸い最近になってようやくイメージがつかめて来て、選曲、作曲することができました。
オリジナル曲以外に、ピーターアースキンや、ミシェルペトルチアー二の曲など軽くやります。
お楽しみに!!

投稿者 yokomiura : 21:52

2020年09月08日

9月ライブキッチン

ここ15年あまり、毎年秋にはヨーロッパでライブ活動を行なってきましたが、武漢コロナウイルスで、世界中の流れが止まり、旅行はおろか、生活様式も大きく変わり、その中で、これからどんなふうに自分の生活、音楽をつくって行けばいいのか、あらためて考える毎日です。
最近読んだ詩の中で、Nothing to lose (失うものは何もない)という言葉を見つけました。
人によっていろいろ捉え方はあるんだと思いますが、いったん自分の時間をリセットして、何が自分にとって一番大切なものか考えるいい機会になりました。
結局私にできることは、毎日の日常生活を楽しみながら、その中で生まれる音をていねいに紡ぎ出すことかなと考えています。

8月21日、衣笠さんとのライブは、5ヶ月ぶりに行なう他の共演者とのセッションで、とても楽しかったです。
心地のいい緊張感、新しい発見ーやはり、ライブはいいですね。
9月18日は、bass の内田典文さんとのDUO.
どんな空間がうまれるか、とても楽しみです。

投稿者 yokomiura : 15:22